今回ご縁があり、クリップクリエイティブ㈱さんと【 KeyKeg用保冷ボックス(ビール樽用保冷ボックス)】の開発をいたしました!
なぜ開発にいたったのか、今回は経緯や新商品開発のマル秘エピソードを紹介します(^^)
新商品開発の経緯
以前、弊社で保冷ボックスのPR動画を作る際に、保冷ボックスに入れて撮影するためのビール樽を用意できないか調べていました。
いくつか調べていると《 KeyKeg 》というワンウェイ用Kegを扱っているクリップクリエイティブ㈱さんのサイトを見つけ、問い合わせをしたところから本件はスタート!
ワンウェイ用Kegとは...
従来のビール樽は、ステンレス製の容器に詰められ飲食店に運ばれ、使用後は再利用されるためメーカーに返却する必要がありました。
しかし、ワンウェイ用Kegは〝 ワンウェイ 〟という名の通り、容器回収が不要なビール容器!!
リサイクル可能なPET素材などで作られているため洗浄も不要で環境にも優しい製品なんです◎
また、容器回収が不要になることでメーカー側の物流コストダウンや、洗浄や管理コスト削減にもつながります。
軽量かつコンパクトで積載効率がよく、出荷後回収しなくても済むことから国内出荷のみならず、海外輸出にも適しているそう!
今後のビールの流通の仕組みを大きく変えることできる商品になっていくと思います(*^^*)
クリップクリエイティブ㈱さんのお話
撮影のためのサンプルをお借りする際、クリップクリエイティブ㈱さんで行っている事業のご説明を受けました(^^)
クリップクリエイティブ㈱さんでは《 KeyKeg 》に日本酒の生酒を入れて、世界に流通させていく『 KEG DRAFT SAKE 』という事業を展開されています。
「 生酒 」って···?
生酒は文字通り「生」のお酒のことを言い、“ 火入れ ”と呼ばれる60℃ほどの加熱処理を一度もしないお酒です。
一般的な日本酒は加熱処理を行っており、これは日本酒の酵母菌を死滅させ、発酵を止めることが目的です。発酵を止めることで品質を保つことができる期間が伸びます。
反対に生酒はそのままの状態で出荷されるため、新鮮な味わいを楽しめる大きな魅力があります!
ただ品質を保つためには保管方法が重要なポイントとなってきます!
『 KEG DRAFT SAKE 』
軽量の二重PETシェルの中に、アルフォイルバックが入る三重構造で、日本酒の酸化と紫外線による変化を防ぎ、長期間しぼりたての日本酒の風味やフレッシュ感をそのまま維持しながら提供する事ができます!
本来産地でしか味わえないできたての日本酒の味を、国内だけでなく海外でも楽しんでいただける新しいかたちです☆
担当者しか知らないマル秘エピソード
実際に導入されている飲食店さんには、冷蔵状態での保管と提供を推奨しているため、今までは《 KeyKeg 》がちょうど入るサイズの小型冷蔵庫を提案したり、専用の発泡ケースを提案されたりしていたそう...。
しかし、様々なデメリットがありました。
・小型の冷蔵庫だと据え置きでスペースを占領してしまう…
・サイズがどうしても大きくなってしまう
・イベント時は別に保冷容器を用意しなければならない
このことから、以前よりお客様へより提案しやすい保冷容器を探していたとのことでした!
それを受けて、弊社では、折り畳み可能で《 KeyKeg 》と《 蓄冷剤 》が丁度入るサイズで保冷ボックスを作製いたしました!
その中で、《 KeyKeg 》をボックスの中に入れたままお酒を提供が出来るように、ボック
スにタップやポンプなどを設置できるように穴あけした金属パーツを取付ています。
また、このパーツを取り付けていることで開閉が不要になり、《 KeyKeg 》に合わせてぎりぎりまで寸法を小さくしているため、保冷効果が非常に高くなっているのもポイントです!
実際に使用していただきました!
クリップクリエイティブ㈱さんの方で、《 KeyKeg 》を導入されている飲食店でテストをしていただいております!
~ お客様の声 ~
実際に使用していただいている飲食店さんからの声になります(^^)
また、先日ドイツで行われたお酒の展示会でも、保冷ボックスを使って提供を行っていただきました!
~ お客様の声 ~
とご評価をいただきました!
現状、お客様へ提供できるよう検証を重ねている段階のため、正式な販売はもう少し時間が必要ですが、KEYKEG10L、20Lの2サイズでの展開が出来るのではないかと考えています!
こちらの商品を楽しみにしてる方はHPでお知らせしますので、もう少々お待ちいただけますと幸いです。
↓クリップクリエイティブ㈱様WEBサイト
https://www.clip-creative.com/
またワンウェイケグだけでなく、ステンレスケグでも同様にお使いいただけるのではと考えております。
導入してみたいとお考えの方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問合せいただければ幸いです。