記録的な猛暑が続く今年の夏。連日報道される熱中症のニュースに加え、私たちの生活に潜むもう一つの大きな危険が「食中毒」です。
先日も、宅配弁当が原因とされる集団食中毒が報じられ、多くの方が体調不良を訴えました。
特に注意が必要なのが、今回の集団食中毒で検出された「腸炎ビブリオ」です。
この菌は、海水温が上昇する夏場に魚介類に付着し、食中毒を引き起こします。他の食中毒菌に比べて驚くほど増殖スピードが速く、たった数時間、常温に放置するだけでも、食中毒を起こす菌数に達してしまうことがあるのです。
「食中毒予防の三原則」をご存知でしょうか?
それは
「菌をつけない」、調理前にはしっかりと手を洗い、食材に菌を付着させないこと。
「菌を増やさない」、食材は適正な温度で管理し、菌が増殖するのを防ぐこと。
そして「菌をやっつける」食品は中心部まで十分に加熱し、菌を死滅させることというシンプルな三つのルールです。
このうち、高温多湿な夏に最も重要になるのが「②菌を増やさない」という温度管理。
しかし、お買い物やアウトドア、あるいは食品の宅配など、冷蔵庫から離れた場所では、この温度管理が最も難しくなります。
食中毒事件の多くは、この「菌を増やさない」という温度管理の不徹底が原因で発生しています。
例えば、過去には運動会のお弁当が長時間炎天下に置かれたことで集団食中毒が発生したり、宅配された生ものが適切な温度で運ばれなかったために鮮度が落ちて食中毒に至ったりといった事例が報告されています。まさに今回の宅配弁当の食中毒も、運搬中の温度管理が適切に行われていれば、被害を最小限に抑えられたかもしれません。
鍵を握るのは「徹底した温度管理」と「正しい保存術」
サンヨウキの保冷ボックスは、その高い保冷力で、まるで「動く冷蔵庫」のように、どんな場所でも食品を低温に保つことを可能にします。そして、この「徹底した温度管理」を最大限に活かすためには、日頃の保存方法も重要です。
【食中毒から守る!食品保存の豆知識】
冷蔵庫の詰め込みすぎに注意
冷蔵庫内がぎゅうぎゅうだと冷気の循環が悪くなり、庫内全体の温度が上昇しやすくなります。食材は適切な量を心がけ、少し余裕を持たせて収納しましょう。
肉や魚は密封して
生肉や生魚は、他の食材への菌の付着(二次汚染)を防ぐため、パックのまま、あるいはラップでしっかり包んで保存容器に入れ、冷蔵庫の下段に置くのがおすすめです。
調理後の粗熱取り
温かい料理をすぐに冷蔵庫に入れると、庫内温度が上がって他の食品を傷める原因になります。粗熱をしっかり取ってから冷蔵庫に入れましょう。ただし、常温に長く放置しすぎないよう、扇風機などで冷ます工夫も有効です。
保冷ボックス活用術
保冷ボックスを使用する際は、保冷剤を食品の上下左右に配置することで、庫内全体を効果的に冷却できます。また、直射日光の当たる場所は避け、できるだけ日陰に置くことも大切です。
【具体的な活用シーン】
猛暑の中、冷凍食品や生鮮食品を保冷ボックスに入れて持ち帰ることで、帰宅途中に菌が増殖するリスクを大幅に減らすことができます。特に、スーパーを何軒も回る日や、お子様連れで買い物の時間が長くなりがちな日には、この「持ち運べる低温」が大きな安心につながります。
バーベキューやキャンプなど、屋外での食事は夏の大きな楽しみです。しかし、食材の管理を怠ると食中毒の危険性が高まります。サンヨウキの保冷ボックスは、クーラーボックスとしての基本性能が非常に高く、食材を安全な温度で長時間キープできます。これにより、おいしい食事を安心して楽しむことができます。
・配送現場での信頼性
食品の品質と安全性が最重要視される配送業において、保冷ボックスは強力な味方となります。生鮮食品やデリケートな商品を、集荷からお客様へのお届けまで最適な温度で保ち、鮮度と安全を確実に確保します。「2024年問題」が取り沙汰される中、効率的な温度管理は、サービスの質向上とコスト削減にも貢献するでしょう。
楽天ランキング1位は「信頼の証」
サンヨウキの保冷ボックスは、楽天ランキングで1位を獲得するなど、多くのお客様から高い評価をいただいております。これは、一般消費者のお客様はもとより、食品事業者様や配送業者様といった温度管理が重要な現場からも、当社の製品に厚い信頼をお寄せいただいている証と受け止めております。
弊社が最も大切にしているのは、製品の品質はもちろんのこと、お客様の事業活動に寄り添い、安全と安心をお届けすることです。厳しい品質管理のもと、一つひとつ丁寧に作られた「メイド・イン・ジャパン」の確かな品質が、貴社の食中毒リスク低減、製品鮮度保持、ひいては事業における「信頼」の向上に微力ながら貢献できるものと信じております。
このようなお悩みはありませんか?
「夏場の配送で、食品の品質保持に不安がある…」
「コストを抑えつつ、顧客からの信頼を損なわない保冷対策を探している…」
「既存の保冷資材では、温度維持に限界を感じている…」
「他社との差別化を図るため、より高度な温度管理を導入したい…」
もし一つでも当てはまるなら、ぜひサンヨウキにご相談ください。
貴社の具体的な使用環境や、取り扱う食品の種類に合わせて、最適な保冷ボックスと蓄冷剤(保冷剤)の組み合わせをご提案いたします。
どのような状況で、どのくらいの時間、食品の温度を維持したいか。その詳細をぜひお聞かせください。
弊社の専門スタッフが、貴社の事業における「食の安全」と「品質保持」をサポートするための最適な保冷ボックスをご提供いたします。