近年、ワークライフバランスの重視から労働時間を見直し、働き方改革を行う企業が増えてきています。
また、労働環境の改善に伴い、時間外労働時間の上限が設定されたことで、
物流・運送業界では、「2024年問題」が浮上しています(･ω･｀｡)
「2024年問題」をご存じでしょうか？
「2024年問題」とは、労働環境の改善や時間外労働時間の規制強化などにより、
労働時間の見直しが求められることで、特に物流・運送業界において生じる問題の総称のこと。
これまでのトラックドライバーの労働環境には若手不足と高齢化により様々な問題がありました。
このように長時間の労働が一般的になってしまっていることから、
2024年の法施行では自動車運転業務における年間の時間外労働時間の上限が設けられました！
では、この法施行により物流業界の働き方が改善されることで、どのような問題が生じるのでしょうか。
ドライバー不足や輸送力の低下…
2024年問題に対する対策を何も行わなかった場合…
営業用トラックの輸送能力が、
2024年には14.2％、さらに2030年には34.1％不足する可能性があると言われています(｡•́ - •̀｡)
また下記のようなことが考えられます。
【 トラック事業者 】
・荷主や一般消費者の要望に対応できず、従来の輸送が制限される
・収入が下がることで離職率が上がり、人材の確保ができない
【 荷 主 】
・必要な時に必要なものが届かない可能性
・運賃の値上げによって物流コストが増加する可能性
【 一般消費者 】
・当日や翌日の配達サービスが利用できない可能性
・水産物や青果などの新鮮な商品が手に入りにくくなる可能性
人手不足に加えて、勤務時間が短縮されることで、こうした課題が引き起こされます。
対策として何かできることは？
まずすぐにできることとすれば、輸送がスムーズに時間内でできるよう改善することです。
今までの出荷・受入れ体制を見直すことが大切です！
BtoBにおける食品物流業界では、以前からドライバーの生産性向上が重視されており、
スタッフ不在の店舗や、空調のないスペースやバックヤードへの留め置き納品も
日常的に行われています。
また、BtoCにおける食品配送の場合、様々な会社で
「置き配」システムを導入しており、受け取りのストレスが緩和されました。
これにより、何度も訪問する手間が改善され、
消費者にとっても配送業者にとっても大きなメリットが生まれました。
ただ、この「置き配」「留め置き納品」には注意しなければいけない点があります。
それは〝 温度管理 〟〝 保管方法 〟です！
輸送される商品は全て同じ温度帯のものとは限りません。
そのため異なる温度帯の食材や商品をまとめて配送するとなると温度管理には厳重な管理が必要となります。
また、必ずしも雨や風を妨げる場所とは限りませんので、商品の保管方法にも注意が必要に！
BtoCの場合ですと、配送先が多く、納品量が少ないといったことから、
温度を保つことが難しく、置き配による温度管理がさらに難しくなります。
温度や環境の変化により食材を傷めてしまうと、
配送コストの無駄につながり、BtoBの場合だと莫大な費用がかかってしまいます…
輸送における品質管理と損傷防止を防ぐには適切な取り扱い、
および適切な輸送手段の選択が重要になります！
温度管理に頭を悩ませる必要はありません！
「置き配」「留め置き納品」にも使用できる最適な業務用保冷ボックスで問題解決！
夏場の温度による傷みもありますが、
冬場ですと、外の気温により商品を凍らせてしまうということも考えられます。
野菜や果物のように一度凍ってしまうと鮮度が落ちるのはもちろんですが、
ドロドロに溶けてしまうことも…(>_<)
そんな問題を解決してくれるのが『 Zパック 』＋蓄冷剤です！
強度や耐久性がしっかりとした国産素材を選定！
雨風にも強く、底面はＰＶＣシートで補強しているため引きずっても破れにくく頑丈です。
また、氷を使った試験では、
25時間後も氷が半分以上残っていたという結果が出ていますので、
置き配や留め置きにも安心して使用していただけるかと思いますᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ
サイズは75L・90L・150L・240L・300Lと用途に合わせて選べる5展開で、
異なる温度帯や提供先に分けて小さいサイズを複数使用することで
無駄な開閉が不要になり、配達者の手間も省け、作業効率がぐんとアップします！
ボックス内の余分な空間が大きいほど、開閉時に逃げてしまう冷気も多くなってしまうので
商品に合わせたサイズを使用することが保冷力を保つコツです！
出荷・受入れ体制を見直すことで、配達の遅延や再配達の回数を減らし、
物流の効率化を図ることができると思います！
最適な保冷ボックスをご提案
弊社ではお客様の用途や使用環境に合わせて、
必要な保冷ボックスのスペックや蓄冷剤量を試算することが可能！
最適な保冷ボックス＋蓄冷剤をご提案いたします。
2024年問題がますます現実味を帯びる中、
人手不足や勤務時間の短縮などの課題が浮き彫りになっています。
このような状況下で、サンヨウキの保冷ボックスをご活用いただきお役に立てれば幸いです。
※Ｚパック欠品のお詫びと生産予定について
現在150Ｌ、240Ｌ、300Ｌが欠品状態となっておりました。
また次回生産は5月中旬～下旬を予定しております。
お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。