『ハードタイプとソフトタイプの性能差はどのくらいあるのですか?』
そんなご質問をいただきましたので、在庫規格品の業務用保冷ボックス「Zパック(ハードタイプ)」と「CGBOX50L(ソフトタイプ)の性能比較をしてみたいと思います。
それぞれの仕様は以下の通り
■Zパック ■CGBOX50L
外寸:610W×370D×540H㎜ 外寸:490W×330D×300H㎜
断熱材:30㎜XPS断熱ボード 断熱材:3㎜厚発泡PE×2枚
本体材質:1㎜発泡PE付アルミ原反 本体材質:アルミ原反
■性能比較試験条件(冷蔵)
- 外気温40℃
- 内容物 水(ペットボトル500㎖×3本)の品温を測定
- 0℃グレード蓄冷剤1㎏ もしくは蓄冷剤無し
■試験データ
■試験結果まとめ
CGBOX50Lは蓄冷剤無しは50分、蓄冷剤有りは1.5時間後には品温が10℃以上となっています。
Zパックは蓄冷剤無しは同様に70分、蓄冷剤有りは3時間後に品温が10℃以上になっています。
保冷ボックスはあくまで、外気の侵入を防ぎ温度の伝わりを遅らせるものだというのが、蓄冷剤無しの結果を見ていただけるとわかるかと思います。
蓄冷剤が無ければ、すぐに中の品温も上昇していってしまいます。
蓄冷剤有りの場合、ハードタイプはソフトタイプと比較して約2倍の時間、10℃以下を維持することが出来ています。
ボックスのサイズや使っている材質が異なりますので、一概には言えませんが倍近く性能差があると言えるかと思います。
また、1時間以内のごく短時間であれば蓄冷剤が無くとも冷蔵維持は可能ということも言えそうです。
以上、ざっくりとですがZパックとCGBOX50Lの比較を行ってみました。
ハードタイプでも断熱材を更に厚くしたり、固定式にして密閉性を高めたりなど性能を上げていく方法がいくつもあります。
型成形品では難しい仕様変更が簡単に出来るのが縫製品のいいところだと思っていますので、オーダーメイドでのご相談もお待ちしております。
また、その他条件での試験データ等もございますので、こういったデータがないかなどお問い合わせいただければ幸いです。
今回ご紹介した商品詳細はお得な規格品ページからご覧いただけます!
ぜひチェックして頂けますと幸いです。