三洋にはお客様のお困りごとにお応えするため、
様々な試験を行うことができる
【 恒温槽(こうおんそう) 】というものがあります。
恒温槽とは・・・
簡単にご説明しますと、長時間一定温度に保つことができる高気密性の装置のことを言います。
槽内部の温度を一定に保つことができるため、周囲環境からの〝 温度変化の影響を防ぐ 〟ことができる構造になっています。
※環境設定温度:-30℃~+80℃
当社では主に保冷ボックスの性能試験に使用しています(^^)
こちらの恒温槽は室内が広いため、カゴ車などの大きな対象物にも利用でき、お客様それぞれの環境を想定した温度での実験が可能となっております!
★恒温槽紹介【試験例】はこちら
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《 お客様のお困りごと... 》
以前、お客様からお困りごとのお問い合わせをいただきました。
冬期間に東北地方や北海道にみかんを送ると、
外気温が氷点下となっている日も多いため、
配達されるまでにみかんが凍結してしまう・・・
という事例が発生しているとのことでした。
そこで、現在開発に向けて進めているのが、
みかんの凍結防止試験 です。
凍結を防止するためにどういった対策が可能かというのを、さっそく恒温槽を使用し様々なテストを行っております。
アルミ蒸着生地で包んでみたり、
気泡緩衝材(プチプチ)や新聞紙で包んでみたり、
凍結対策に一番良いのはどういうものかを検討しています!
今のところコスパもよく、最も効果があるのは
気泡緩衝材(プチプチ)で包んだ場合です!
気泡緩衝材(プチプチ)は商品を痛めないという点にも優れていますが、外気を遮ったり温度を保ったりと嬉しい効果がたくさん◎
-10℃の環境下で、半日以上、みかんを凍結せずに保温することができるという結果がでました。
現在このデータを生かして、
より性能が高い凍結防止資材の開発を考えています。
このようにお客様のお困りごとをお聞きすることで、
お客様のお役に立てるような商品を開発させていただいております(*^^*)
こちらは大型保冷ボックスの品温試験の際の写真です!
こんな商品があったらいいのに・・・
といったお困りごとがございましたらぜひ「サンヨウキ」に一度ご相談ください♪
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5月8日以降に、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ変更!
また暖かい季節になり、今後さらに各地域での
お祭りやイベントなどが増えていくかと思います(^^)
それに伴い注意したいのが、
出店の際の食材の傷みや、食中毒などが発生しやすくなるという点です。
こちらの記事では、
蓄冷剤(保冷剤)の選び方と
効果的な使い方や注意点などについてご紹介しております!
★【業務用】蓄冷剤・保冷剤の選び方と使い方「冷蔵・冷凍」
ぜひご参考にしていただけますと幸いです(*^^*)